アレンジャー
Jimuno.k

Composer/Arranger.愛知県出身.
Popsの楽曲制作を中心に活動を開始.
Rock、Jazz・Fusion、Electronicaなど幅広いバックグラウンドを持った多彩なアレンジが特徴.
Payaoでは、Pororoca、四季折々をはじめとする多数の楽曲でアレンジを担当.
TW:http://twitter.com/jimuno_k

Composer/Arranger.愛知県出身.
Popsの楽曲制作を中心に活動を開始.
Rock、Jazz・Fusion、Electronicaなど幅広いバックグラウンドを持った多彩なアレンジが特徴.
Payaoでは、Pororoca、四季折々をはじめとする多数の楽曲でアレンジを担当.
TW:http://twitter.com/jimuno_k

関連作品

  • Pororoca

  • 四季折々

  • emerge

  • Grasshopper

  • 服を脱がして

  • 感情列島

  • Departure

Payao×Jimuno.k

■ Payaoの楽曲のアレンジで意識したこと
"pororoca"をはじめとする多数の楽曲でアレンジを担当させていただきました。私の中でのPayaoの楽曲イメージは『chic+modernで作るJpop』。ただお洒落なだけではなく、Payaoさんの作るメロディアスでスッと入ってくるラインが引き立つようなオケ作りを目指しました。Payaoさんはアレンジを重視してくれるので、主張するところはそれなりに主張するという点も少し意識しています。

■ デジタルに思いをのせる-Payaoのコンセプトと活動
Payaoさんの音楽に対する向き合い方がすごく斬新だなと、企画段階からとても楽しみでした。オフラインの活動をしないことに限らず、既存の音楽産業の枠に囚われないマーケディング手法であったり、これからの展開に注目しています。

■以下Payao×Jimuno対談

Payao(以下P) :Jimunoさんのアレンジャーとしてバックグラウンドを教えていただけますか?

Jimuno(以下J):アレンジの仕事をするようになったのは大学に入ってからですが、音楽自体は小学4年生で父から教わったギターとドラムをきっかけに始めました。学校の授業くらいでしか関わりがなかった音楽が一気に身近なものになって、気が付けば色んなジャンルの音楽を聴き漁って、中学以降は勉強しながら自分の曲を作るというのをひたすらやっていました。

P:いつもアレンジを聴いて引き出し多いなぁって感じてます。中学からすでに作曲はやってたんですね。

J:ただその頃はギターとドラムと※MTRくらいしかなくて、組んでいたバンドでオケを作ってたんですが、クオリティにすごく悩まされました。

※マルチトラック・レコーダー: テープ媒体やディスク媒体を用い、2トラック以上の複数の録音トラックの録音再生を行う事ができる録音機器

P:MTRもやる音楽によっては味になるし好きですけど、自分たちが弾ける範囲でしか曲が形にならないもどかしさはありますよね。

J:そうなんです。演奏技術だけでなくMIX・マスタリングも不十分で、どうしたってプロの曲みたいにはならないんですよね。ただ、そんな時にDTMが普及してきて、家庭用のPC一台で楽曲の編集ができるようになったんです。大学に入ってからお金を貯めて機材を揃えてオケを全て自分で作るようになりました。そこからアレンジの勉強をはじめて、今に至ります。

P:僕もこの活動ができてるのはDTMがあるからだなぁ技術の革新はmusicシーンにもやっぱり大きいですよね。

J:そうですね。極端なことを言えば楽器を弾けなくても曲が作れる時代になったと思います。そして、もちろんそれにあわせて求められる音楽もどんどん多様化してきてるので、日々勉強ですね。



P:アレンジの勉強って特に何をされてきたんですか?

J:もちろん理論とか基礎の部分も大事だとは思うんですが、自分の場合はとにかく色々な音楽を聴くことが一番の勉強だったと思ってます。

P:例えばどんな音楽を聴いていたんですか?

J:本当に何でも聴くんですが、たとえば父がフュージョン系の音楽が好きだったこともあって小中学生まではそっちの楽曲ばかり聴いていました。

P:フュージョンですか。小学生からというのは少し珍しいのかもしれませんね。

J:そうですね。小学4年生の時、Dave GrusinのMountain Danceというアルバムを聴いたのがきっかけでしたが、それからはフュージョン系のアーティストばかり探して一日何時間もスピーカの前に張り付いてました。フュージョンはしばしば各パートの見せ場があるのでドラムソロの部分だけ何百回もリピートしたり。





P:あーなるほど(笑)

J:ギターやドラムについては、始めたばかりでとてもフュージョンの曲なんて弾けませんでしたが、だからこそ凄く憧れて聴き込んでたというのもあります。いつか自分も弾けるようになりたい。そしてそれが、いつか自分の曲を作りたい。と。

P:ということはJimunoさんのアレンジはフュージョンが基礎となっているの?

J:そんな大袈裟なものではないと思いますが、少なからず影響は受けていると思います。ただそれは、例えばジャズやクラシックなど特定の畑で育ったアーティストが持ってるような、プレーヤーとして身体に染み付いた味やジャンル特有の空気感といったカッコいいものではなくて、どちらかというとオケの埋め方や楽曲のフレームの組み方なんかに影響が出てるんじゃないかと思ってます。

P:たしかにオケを聴くと音一つ一つにこだわりを持ってるように感じます。僕はフュージョンを通っていないのでかなり新鮮ですね。

J:Payaoの楽曲では、あえてそれを意識してるというのもあります。企画段階で色々と意識合わせをした上でオケを厚くすることも多いです。定石では楽器単音+ボーカル1本ってとこでも、Payaoではそうはしないんです。毎回かなり丁寧に作り込まれた企画書が出てくるので、アレンジャーとしては純粋に作ってて楽しいです。

P:嬉しいなぁ、曲のイメージを共有しあった上で、個性を出してもらえるのが一番ありがたいんです。イメージを超えたアレンジがいつも来てこっちも楽しいです。

P:「これからどうなりたい」という何かビジョンはありますか?

J:Jimuno.kというのは完全に新しい名義で、このPayaoのプロジェクトが出発点になります。Jimuno.kとしての大きな目標はメジャーアーティストの曲を書くことですが、それよりも大事にしたい目標、というより思いが一つあって、それは「やりたいことをとことんやる」ということです。
単純過ぎて小学生の目標みたいですが(笑)とにかく自分の頭の中にある「こうしたい」や「こういう音楽を聴きたい」を追求していくことが自分にとっての一番のやりがいで、思い返せばずっと小さな頃からずっと追いかけてました。時代の流れに沿って形がどんどん変わっていく音楽の世界に刺激をもらいつつ、自分もその流れを作る1人になれたらいいなと。カッコいい言い方をすれば(笑)
そして、それを少しでも"いいじゃん!"と思ってもらえるならそれ以上に嬉しいことはないです!

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