SIDE CAR
2020.02.23
自分にとって本当に大切なものとはなんだろう?
そんな問いを自分に何度も投げかけて作った
大切なアルバムです。
LYRIC
Here we go now
You and I will be walking forever Walking
Shall we go lalala...
Ride and take you wherever you...
COLUMN
誰もが一度は考える、自分への問いかけ。
自分にとって本当に大切なものは何?
僕は小さい頃から音楽をこよなく愛し、10歳の頃にはこの道を進むと決めました。
しかし、その明るく照らされたように見えたこの道で、多くのトラブルに出くわします。
挫折しかけたり、自分の能力の無さを自覚したり。
苦しい時期が流れましたが、一歩一歩を着実に歩み続け、こうして今、Payaoとして2ndアルバムをリリースするに至っています。決してここまでひとりで来た訳じゃない。協力してくれたFamily、応援してくれたファンの皆さんがいてくれたから、今がある。
僕の意識の中では、常に誰かがSIDE CARにいて、一緒にこの茨の道を進んでくれているような気がしています。だから今回album名を「SIDE CAR」としました。
時々、僕のSIDE CARには「10歳の自分」がいる。彼は作曲を始めて、自分の未来と才能を強く信じている。「将来は有名なアーティストになる」「言い訳ばかりで夢を諦める大人にはならない」と息巻いている。隣の僕は少し複雑な表情を浮かべる。そんな僕を見て、10歳の僕は不満そうに言う。
「ねぇ、まだ?ここどこ?」と。僕は頷き、答える。
「もうちょっと待って、今飛ばしているからさ」
挫折や失望、少し寄り道してしまった時期を越え、10歳の頃から続いている同じ道を、まだ僕は走っている。SIDE CARに大切なモノを乗せて。旅路が長くても、どこまでも進める。
行こうぜ、一緒に。また一つ先へ。
【制作過程】
この楽曲は作詞作曲ともにJumuno.kが担当しています。アルバムSIDE CARのコンセプトが固まった後、暗闇の中を光に向かってSIDE CARに乗った大切な仲間と共に歩いていく。そんなコンセプトソングを作りたく、Jimuno.kと相談しイメージを膨らませながら楽曲制作を行いました。
2019年7月
この楽曲が完成した時、これは日本ではMVが成り立たない、海外で撮りたいという気持ちを持ちました。しかし、もちろん海外に知り合いなどいるはずもないので現実的ではないなぁと思いながら一旦保留に。
2019年9月
四季折々・Birthdayのカメラマンを行なっていただいた白川さんがご家族の都合でワシントンに引っ越すことを知り、アメリカに行けば白川さんが撮影してくれるかも!という期待を抱き、白川さんに交渉、OKをもらう。
2019年10月
白川さんとよくよく話しているとワシントンとニューヨークはかなり離れていて、お子さんの面倒を見なければならない白川さんがニューヨークに来ることは困難だと知ります。またワシントンは楽曲のイメージにも少し合わないので再度保留になってしまいます。しかし何か方法はないかと相談していると白川さんが現地の知り合いをつたい、ニューヨークでカメラマンを行なっているアレックスを紹介してもらえることができました。(後日familyに掲載)
アレックスと連絡を取り合い、いざニューヨークへ。
そしてニューヨーク滞在の3日目、ついにアレックスと合流。マンハッタンーブルックリンで丸一日撮影を行いました・
2019年12月
アレックスが撮った映像を仁宮さんが編集し完成。