アレンジャー
Taisho

Payao×Taisho

 



【プライベートスタジオから見える景色】

□Payaoとの出会い

Twitter上で相互フォローがキッカケでお互いを知りました。Payaoさんからメッセージが来て、お互いがお互いの活動に関心があることが分かり、ファミレスで待ち合わせて顔合わせをしました。お互いの音楽に対しての思いや、 これからの音楽のあり方など話し意気投合。一緒に制作する事になりました。

□Payaoへ一言

とても印象的だったことがあります。初めてPayaoさんの2nd Albumで収録される楽曲で、一緒に制作をする事になった時 、Payaoさんから「Taishoさんの色を存分に出してください！僕のイメージは伝えますが、そのイメージを越えてください！」 と言われたことです。

職業作家を今までやってきた事もあり、どういった楽曲か依頼者のイメージ通りにそれを表現することが多くありました。だから自分の色、オリジナルの自分の音を突き詰めて表現できる機会が少なかったんです。ですのでこの提案はとても嬉しかったし、面白い作品の作り方をしているなぁと感じたことを覚えています。

ただ「Taishoさんの色を存分に出してください！」 と言いながらも、しっかりとPayaoさん自身の音楽も色濃く付いた作品ができました。私の色とPayaoさんの色が混ざり合って、今まで聴いたことがない新しい色を持つ音が生まれることを、直感的にイメージ出来てる人なんだなと感じました。

Payaoさんは 一人一人の関わるクリエイターの個性を大事にしています。ご自身とクリエイターとの組み合わせから考えて、新しい作品を生み出せるプロデューサーの面も持っているアーティストです。

あまりこのような視点を持っている方はいないので、 音楽のあり方などを話していると新しい発見があってとても楽しいです。この前は一緒にお酒を飲みながらノイズの美について熱く語った時も とても楽しかったですね。

今後はPayaoさんの作品の編曲・カバー作品などでもご一緒する機会が増えていくると思います。二人とも楽しんで作っているので、聞いてくださる方も楽しんで聴いていただけたら嬉しいです。

Taisho